半導体チップとデータセンターをつなぐ青い抽象ビジュアル
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Groq、3.5億ドルを調達 — 評価額35億ドル、NVIDIA参加予定。AIチップ専業から「ネオクラウド」へ戦略転換を加速

Groqは2026年8月17日、Disruptive主導の3.5億ドルの資金調達(発表上はSeries Aラウンド)を発表した。評価額は35億ドルで、NVIDIAの参加が予定されている。6月に調達した6.5億ドルと合わせ、直近の調達額は合計10億ドルに達する。同社は現在13か所のデータセンターを北米・欧州・中東・アジア太平洋で運営し、NVIDIA基盤の推論クラウド(ネオクラウド)への転換を進めている。

Groqは2026年8月17日、3.5億ドルの資金調達を発表した。リード投資家は投資会社Disruptiveで、NVIDIAの参加が予定されている。今回のラウンドで同社の評価額は35億ドルとなった。LPU(Language Processing Unit)の開発・運用で知られた同社は、近年NVIDIA基盤の推論クラウド(いわゆるネオクラウド)への戦略転換を進めており、今回の資金でデータセンター事業の拡張を加速する。

発表の内容 — 3.5億ドル調達と評価額35億ドル

  • 調達額: 3.5億ドル(発表上はSeries Aラウンド)。リード投資家はDisruptive、NVIDIAの参加が予定されている(planned participation)
  • 評価額: 35億ドル
  • 6月に発表した6.5億ドルの調達と合わせ、直近の調達額は合計10億ドルに達する
  • 調達は慣例的なクロージング条件に従うとされ、NVIDIA参加を含む最終的な締結状況は今後確認が必要
  • GroqのExecutive ChairmanでDisruptive CEOのAlex Davis氏は「世界有数のAI推論クラウドを構築する」とコメントし、推論がAIインフラの最大かつ最重要のレイヤーになるとの見方を示した

チップ専業からネオクラウドへ

  • Groqは自社開発の推論チップLPUで知られた企業だが、近時はNVIDIAアクセラレーテッドコンピューティングを中核とする推論クラウド事業に重心を移している
  • 同社は**NVIDIA Cloud Partner(NCP)**として、NVIDIAのリファレンスアーキテクチャと運用基準に沿ったアクセラレーテッドコンピューティングの設計・デプロイ・運用の認証を取得している
  • 新資金は、中規模・大規模クラスタでのNVIDIAコンピュート利用を希望する顧客向けのインフラ拡張に充てるとしている
  • Alex Davis氏は「LPUを大規模に運用してきた経験」を強みに挙げつつ、NVIDIAとのパートナーシップ継続に言及している

事業規模と拡張計画

  • データセンター: 北米・欧州・中東・アジア太平洋の13か所で運営中
  • 顧客基盤: 600万人超の開発者、Fortune 500企業、数千社のAIネイティブ企業が利用。毎週数兆トークンの推論処理を実行しているとされる(いずれもGroq発表の数値)
  • 拡張計画: 2027年にかけて54MWから200MW超へ容量を拡大する計画を明らかにしている

出典: Groq Newsroom「Groq Closes $350 million Series A, Building the World’s Leading AI Inference Cloud」(2026-08-17)