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Cloudflare Workers AIにQwen 3.8 27Bが登場 — 262KコンテキストのApache 2.0 VLMをエッジ推論で利用可能に
Cloudflareは2026年8月17日、Workers AIにAlibaba Qwen製の27BパラメータVLM「Qwen 3.8 27B」を追加した。モデルIDは「@cf/qwen/qwen3.8-27b」で、画像・テキスト入力を処理し、思考モード(reasoning)と関数呼び出しに対応。262,144トークンのコンテキスト窓を持ち、長期的なエージェントセッションでの利用が見込まれる。料金は入力100万トークンあたり0.45ドル、出力100万トークンあたり3.20ドル(Cloudflare公称)で、Workers AIバインディング・REST API・AI Gatewayの各経路から呼び出せる。
Cloudflareは2026年8月17日、エッジAI推論プラットフォーム「Workers AI」に、Alibaba Qwen製の27Bパラメータモデル「Qwen 3.8 27B」を追加した。Qwen 3.8 27BはQwenチームが2026年8月13〜14日にApache 2.0ライセンスで公開した27B密度型のビジョン言語モデル(VLM)で、Workers AI上ではモデルID「@cf/qwen/qwen3.8-27b」として提供される。
エージェント向けに設計された機能群
Cloudflare公式のChangelogでは、Qwen 3.8 27Bを「画像とテキストを一緒に処理し、推論と関数呼び出しを備えた、エージェントワークフロー向けのモデル」と位置づけている。掲載されている主な機能は以下の通りだ。
- Vision: 画像・テキストの入力を受け取り、テキスト応答を生成
- Reasoning: 複雑な問題を段階的に解く思考モードに対応
- Function calling: 複数ターンにわたってツールやAPIを呼び出すエージェントを構築可能
- コンテキスト窓 262,144トークン: 長期の会話やマルチモーダル入力をエージェントセッション全体で保持
このうち視覚入力・思考モード・関数呼び出しは、8月14日に同プラットフォームへ追加されたDeepSeek V4シリーズと共通する特徴で、Workers AI側は「エージェント用途でホストするオープンモデル」のラインナップを順次拡充している。
利用方法と料金
モデルはWorkers AIの標準的な経路から呼び出せる。利用形態による差分はなく、いずれも既存のWorkers AI利用フローに組み込める。
- Workers AIバインディング:
env.AI.run()から直接呼び出し - REST API:
/ai/runエンドポイント経由 - AI Gateway: 上記エンドポイントをAI Gateway経由で利用することも可能
料金はCloudflareのモデルページで公開されており、入力100万トークンあたり0.45ドル、出力100万トークンあたり3.20ドル(2026年8月18日確認時点のCloudflare公称単価)。提供条件・プラン要件の詳細はモデルページと価格ページを参照する必要がある。なお、モデル自体の性能評価(ベンチマーク値)はQwenチームが公開した公称値が存在する一方、Cloudflare上のホスト環境での独立したベンチマークは確認時点では見つかっていない。
出典: Cloudflare Changelog「Qwen 3.8 27B now available on Workers AI」(2026-08-18確認)、Cloudflare Workers AIモデルページ「qwen3.8-27b」(2026-08-18確認)、Cloudflare Workers AI価格ページ(2026-08-18確認)