NAW / PRODUCTS 03
IMAGE: AI生成ビジュアル
PRODUCTS / Adobe
Adobe、AIチャット内に創作ツールを拡大 — Gemini対応とClaude向けAcrobat・対話編集を追加
GeminiではPhotoshop・Lightroom・Express・Fireflyの機能を会話から利用可能に。ClaudeプラグインはAcrobatを統合して80超のツールに拡大し、PDFとExpressデザインの対話型編集を導入。
Adobeは2026年9月24日、同社の創作ツールをAIチャットプラットフォームで使う取り組みの拡張を発表した。Google Geminiへの新規対応と、Claude向けプラグインへのAcrobat統合および対話型編集機能の追加が柱である。すでにChatGPT、Claude、Slack、Copilotに対応済みで、今回の発表はその延長線上にある。以下は同社ブログの公開内容の整理である。
Gemini対応 — PhotoshopからFireflyまで会話で呼び出し
出典: Adobe comes to Gemini and expands what you can do in Claude
- 使える機能: Photoshop、Lightroom、Express、Fireflyのプロ向け機能をGeminiとの会話を通じて呼び出せる。写真の補正、マーケティング素材の作成、デザインのカスタマイズを、求める成果を言葉で説明する形で進めるとしている。
- 想定用途: 商品写真のライティング・色味の最適化や切り抜きの統一、ブランドを保ったままのSNS向け派生コンテンツの作成、Expressテンプレートの文面・画像・配色のパーソナライズを例示している。
- 規模感: Geminiは月間10億人超が使うアシスタント基盤だとAdobeは説明している(同社ブログの記載値)。
- パートナーの発言: GoogleのNeal Pancholi氏(Global Partnerships担当マネージングディレクター)は、業界をリードする創作ツールをGeminiに直接持ち込むことで、誰もがチャット内でアイデアを形にできると述べている。
- 位置づけ: 今回の対応はGoogleとの取り組みの第一歩で、他プラットフォームと同様に今後も創作・生産性ツールを追加していくとしている。
Claude拡張 — Acrobat統合と対話型編集
出典: Adobe comes to Gemini and expands what you can do in Claude
- Acrobatの初統合: Claude向けAdobeプラグインに初めてAcrobatツールが加わり、既存の創作ツールと単一プラグインに統合された。Acrobat、Express、Photoshop、Illustrator、Premiere、Lightroom、InDesign、Adobe Stockなど80超のプロ向けツールを同じClaudeの会話から使えるとしている。
- PDFの操作: ページの削除・結合・分割、機密情報の墨消し、他形式への変換・書き出しに対応。新しい対話型エディターを開けば、ページの並べ替え、テキスト編集、コメントやハイライトの付与を直接操作できるとしている。
- Document Reviewスキル: 新しいスキルを呼び出すと、Claudeが文書を分析して推奨事項や注釈をエディター内に直接追加するとしている。
- Expressのレイヤー編集: 会話での編集に加え、レイヤーベースの対話型エディターでExpressデザインの画像・文面・色・フォントを個別要素ごとに直接調整できるとしている。
- 導入背景: 年初にClaudeへ創作ツールを導入後、写真シリーズの光・色・一貫性の調整やキャンペーン制作時間の短縮といった利用者の声があったとAdobeは説明している。