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ソウル大学、物理AIの国家研究機関「ロボティクス研究所」を正式開所 — 人間中心の物理AIと創業支援を10年計画で
ソウル大学は2026年8月18日、観岳キャンパスの海東尖端工学館で「ソウル大学ロボティクス国家研究所」の開所式を開催した。初代所長は機械工学科のチョ・ギュジン教授。2026年7月に科学技術情報通信部(MSIT)と教育部の国家研究所(NRL)事業に最終選定され、最大10年間の支援を受ける。ロボットの「身体と知能を一緒に設計する」次世代物理AIの研究と、ロボティクス創業エコシステムの構築を掲げる。
ソウル大学は2026年8月18日、物理AI(Physical AI)研究の拠点となる「ソウル大学ロボティクス国家研究所(SNU Robotics Institute)」の開所式を、観岳(Gwanak)キャンパスの海東尖端工学館(Haedong Advanced Engineering Building)で開催した。初代所長には機械工学科のチョ・ギュジン教授が就任した。研究所は2026年7月に韓国政府の国家研究所(NRL)事業へ最終選定されており、最大10年間にわたる研究支援の下、ロボティクス研究のハブとして機能する計画だ。
国家研究所(NRL)事業への選定と支援規模
- ソウル大学は2026年7月3日付の公式プレスリリースで、同研究所が科学技術情報通信部(MSIT)と教育部が共同で推進する2026年国家研究所(NRL)事業に最終選定されたと発表した
- 同リリースによれば、研究所は今後10年間、政府の支援に基づき、ロボットの「身体と知能を一緒に設計する」次世代物理AIの基盤技術開発と、ロボティクス創業エコシステムの構築を進める
- 開所式当日の複数の現地報道によれば、NRL事業では年間約100億ウォン(約7,200万ドル)規模の研究費と研究インフラを最長10年間受けられる見通しという
開所式と研究所のビジョン
- 開所式は2026年8月18日に海東尖端工学館で開催され、出席者にはユ・ホンリム総長、工科大学長、国会議員らが含まれた(開所式の詳細は主催者発表と現地報道による)
- チョ・ギュジン所長は挨拶で、4年前に米ボストンとシリコンバレーのロボティクスエコシステムを視察した経験に触れ、「優れた論文を書く場所ではなく、才能ある人々が集まり挑戦するエコシステム」として世界水準の研究所を目指す考えを表明した
- 研究所は人間中心(human-centered)の物理AI研究を今後10年間の柱とし、日常生活・医療で人々の生活を支え、能力を拡張するロボット技術の開発を掲げる
- 組織としても、単なる研究管理部門ではなく、自前の技術スタッフと創業支援体制を備えた融合研究プラットフォームを志向している
今後の展開
- 韓国メディアは、ソウル大学が2026年下期にロボティクス研究棟の建設計画を具体化すると報じている。報道によれば新棟は5〜7階建て規模で、NVIDIAとの物理AIジョイントラボも入居する見通しとされる(計画段階の情報であり、確定事項ではない点に留意)
- 研究所は学内のロボティクス関連の研究力を一つのハブに集約し、産学連携とスタートアップ創出を含むエコシステム形成を狙う
なお、本記事の事実関係はソウル大学の公式プレスリリース(2026年7月3日)と研究所公式サイトを中心に整理した。開所式の詳細や資金規模、今後の施設計画の一部は現地報道に基づく点に留意されたい。
出典: ソウル大学 公式プレスリリース「서울대학교 로보틱스 연구소, 국가연구소 사업 최종 선정」(2026-07-03)、SNU Robotics 公式サイト