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MODELS / MODEL WATCH
Microsoftの小型コーディングモデル「MAI-Code-1.1-Flash」がGitHub Copilotに登場 — 画像理解に対応し価格は旧モデルの約1/4に
MAI-Code-1-Flashの後継で、ネイティブの画像理解に対応。Terminal-Bench 2.1で22%改善(Copilot CLI)、.NETタスクで15%改善と公称。リスト価格は旧モデル比73%低減し、年額Copilotサブスクライバーは0.25×のプレミアムリクエスト乗数。旧モデルは9月10日に非推奨化。
Microsoftは2026年8月11日、小型コーディングモデル「MAI-Code-1.1-Flash」をGitHub Copilotで提供開始した。6月のMicrosoft Buildで発表したMAI-Code-1-Flashの後継にあたり、ネイティブのビジョン対応(画像理解)を追加したほか、コーディング品質・指示追従・ツール使用・性能を改善している。Microsoft AIのブログでは「より高品質なコードを、25%高いトークン効率で、1/4のコストで生成する」と説明されている。
性能改善と価格(Microsoft公称値)
Microsoft AIの発表では、CLIタスクと.NET性能に重点を置いて改善したとされている。以下はすべてMicrosoftが公表する公称値であり、独立した再現評価は今後を待つ必要がある。
- Terminal-Bench 2.1で22%改善(GitHub Copilot CLIでの評価)
- .NETタスクで15%改善
- Copilotでのトークンストリームが25%高速化、タスク完了に使うトークンが25%削減
- コード生存率(code survival)が4%上昇、再訪問(return visits)が9%上昇
- 数十万件規模の強化学習環境で実利用に合わせて最適化したと説明
価格面では、トレーニングと推論サービスの効率化により、リスト価格がMAI-Code-1-Flash比73%低減した。年額のGitHub Copilotサブスクライバー向けには、0.25×のプレミアムリクエスト乗数で課金される。
GitHub Copilotでの提供範囲
MAI-Code-1.1-Flashは、Copilot Free/Studentユーザーには自動モデル選択(auto model selection)を通じて提供される。Copilot Pro、Pro+、Max、Business、Enterpriseでは、自動選択に加えて手動でモデルを選択できる。
- 対応サーフェス: Copilot CLI、Copilot cloud agent、GitHub Copilot app、Copilot Chat on GitHub、Visual Studio Code、Visual Studio、GitHub Mobile、JetBrains IDEs、Eclipse、Xcode
- Copilot Business/Enterpriseは管理者が「MAI-Code-1.1-Flash」ポリシーをCopilot設定で有効化する必要がある(既定はオフ)
- 課金: プロバイダー公定価格の従量課金
旧モデルの非推奨化
MAI-Code-1.1-Flashの提供開始に伴い、旧モデルMAI-Code-1-Flashは2026年9月10日に、すべてのGitHub Copilot体験で非推奨化(deprecate)される。ワークフローやインテグレーションを利用している場合は、それまでに新モデルへ移行する必要がある。Copilot Enterpriseの管理者は、代替モデルへのアクセスをモデルポリシーで有効化しておく必要がある。
出典: Microsoft AI「MAI-Code-1.1-Flash: Better, faster, at a quarter of the cost」、GitHub Changelog「MAI-Code-1.1-Flash available in GitHub Copilot」、GitHub Changelog「Upcoming deprecation of MAI-Code-1-Flash」(いずれも2026-08-15確認)。