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オープンソースAIエージェント「OpenHands」v1.13.0 — 会話アーカイブとコンテキスト使用量メーターを追加
クライアントサイドの会話アーカイブ、インラインのマークダウンアーティファクトプレビュー、コンテキストウィンドウ使用量メーターと手動コンパクションを搭載。長期セッションの管理しやすさを改善したマイナーアップデート。
オープンソースのAI駆動開発エージェント「OpenHands」は2026年8月13日、v1.13.0をリリースした。今回のアップデートは、長期間にわたるエージェントセッションの管理しやすさを中心に据えたマイナーリリースで、クライアントサイドの会話アーカイブと、コンテキストウィンドウの使用量を可視化するメーターが新たに加わった。OpenHandsはサンドボックス環境でコードの変更・コマンド実行・Web閲覧・プルリクエスト作成までを自律的に行うオープンソースエージェントで、GitHubでは8万以上のスターを集めている。
会話のアーカイブとアーティファクトプレビュー
v1.13.0の目玉は、セッション管理に関わる2つの機能だ。1つはクライアントサイドで会話をアーカイブできる機能で、不要になった履歴を整理しやすくなった。もう1つは、チャット内でマークダウン形式のアーティファクトをインライン表示できるプレビュー機能で、生成された成果物を会話を離れずに確認できる。
- クライアントサイドの会話アーカイブ機能を追加
- チャット内のインライン・マークダウンアーティファクトプレビューに対応
- タッチデバイスでオーバーフローメニューを操作可能に修正
- サイドバーの「Load more」がフォルダを正しく扱うよう修正
コンテキストウィンドウ使用量の可視化
長いセッションを扱うエージェントにとって、コンテキストウィンドウの残量管理は重要だ。v1.13.0では、コンテキストウィンドウの使用量を表示するメーターと使用量ドロワーが追加され、手動でのコンパクション(要約による圧縮)も行えるようになった。これにより、モデルのコンテキスト上限に近づいたタイミングを把握しやすくなる。
- コンテキストウィンドウ使用量メーターと使用量ドロワーを追加
- 手動コンパクションによるコンテキスト圧縮に対応
- 「開発準備完了(ready-for-dev)」のissue受け入れゲートを型別の基準付きで導入
- MCPでインストールできない統合を黙って落とさず表示するよう改善
依存関係の更新と安定性の改善
リリースノートには、多数のバグ修正に加えて、関連SDKの依存更新も含まれている。エージェントサーバーAPI呼び出しの型付きクライアント化や、CIの安定性修正など、開発基盤の整備も進められた。
- software-agent-sdk 1.42.1、automation 1.7.1、TypeScriptクライアント1.38.0へ更新
- エージェントサーバーAPI呼び出しを型付きクライアントへ統一
- CIで不安定だったProgressEventの未処理エラーを修正
- 起動時のランチャーサービスを暗黙のシェルなしで起動するよう修正
なお、本記事で紹介する機能はすべてGitHubの公式リリースノート(v1.13.0)に基づく。OpenHandsのプロジェクト全体の詳細や、Agent Canvasデスクトップアプリでの利用方法は公式ドキュメントを参照されたい。
出典: OpenHands v1.13.0 Release Notes、OpenHandsリポジトリ(いずれも2026-08-14確認)。