NAW / GOVERNANCE 07
IMAGE: AI生成ビジュアル
GOVERNANCE / AI政策
トランプ大統領が「AI Force」創設とAI責任者の任命を表明 — Truth Socialで投稿
Space Forceになぞらえた「AI Force」を創設し、近くAI担当官(Czar)を発表すると9月19日に投稿。AI産業の成長は「いかなる形でも妨げない」とし、別投稿ではAIの改称案の投票も呼びかけた。
ドナルド・トランプ米大統領は2026年9月19日(米時間)、Truth Socialへの投稿で、Space Forceになぞらえた「AI Force」の創設と、AI担当官(Czar)の近日発表を表明した。同日には「Artificial Intelligence」という名称の改称案を問う別の投稿も行った。本稿は2件の投稿に書かれた内容の範囲で整理する。
AI ForceとAI担当官の表明内容
- 投稿時刻は9月19日17時12分(UTC、日本時間9月20日午前2時12分)
- 「私はAI Forceを創設する。第一次政権でSpace Forceを創設したのと同様だ」と投稿した
- AI担当官(Czar)を「近い将来に発表する」とし、投稿内では「高いIQの持ち主のみ応募されたい」と記した
- AI産業の成長について「いかなる形でも妨げたり抑えたりしない」との方針を示した
- 問題行為(投稿内の表現では「BAD」)には「既存の刑事・民事司法制度で対応できる」とした
- 投稿内では、AIを「次の産業革命、あるいはインターネット」に例え、「米国のGDPの最大25%に達する可能性がある」との見通しを述べた(大統領の投稿内の主張であり、独立の推計ではない)
- 「米国は中国や世界の他の国々をリードしており、その状態を維持する」とも記した(同投稿内の主張)
AIの改称案を問う投票投稿
- 投稿時刻は9月19日15時29分(UTC、日本時間9月20日午前0時29分)
- 「Artificial Intelligence」という言葉は不正確でこなれていないと感じる人が多いとし、代替案を提示した
- 代替案は「Superior Intelligence(SI)」「Extreme Intelligence(EI)」「Supreme Intelligence(SI)」の3案
- 「これは投票(Poll)であり、皆に投票してほしい」と呼びかけた
未確定の事項
- AI Forceの組織形態(軍の分科か、省庁横断のタスクフォースか、新設機関か)は投稿に記載がない
- 創設時期、手続き(大統領令か議会立法か)、権限・予算も投稿の範囲では不明
- AI担当官の人選や、既存の政権内のAI関連職との関係についても投稿では触れられていない
- 規制をめぐる米国内の議論が続く中での表明だが、本稿では投稿で確認できる事実に限定し、実現性や影響の予測は扱わない