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AIワークフロー自動化ツール「Relay.app」がサービス終了へ — 有料ユーザーは9月14日まで、創業者CEOはGoogle Chrome担当VPに(米報道)
ワークフロー自動化ツールRelay.appは2026年8月中旬、サービス終了を発表した。新規登録は7月16日から停止済みで、無料ユーザーは8月15日、有料ユーザーは9月14日(太平洋時間)まで利用できる。創業者CEOのジェイコブ・バンク氏は本人のLinkedInプロフィールでGoogle Chrome担当VP of Productに就いたと表明しており、複数の米メディアはチームの一部がGoogleのChrome部門に加わったと報じている。
ワークフロー自動化ツール「Relay.app」がサービス終了を発表した。同社の公式サイトに掲載された告知によると、新規登録と無料プランから有料プランへのアップグレードは7月16日から停止されており、既存ユーザーは段階的にサービスを利用できなくなる。一方、創業者CEOのジェイコブ・バンク(Jacob Bank)氏は本人のLinkedInプロフィールで「VP of Product, Google Chrome」と表明しており、米TechCrunchや9to5Googleなどはチームの一部がGoogleのChrome部門に加わり、ChromeでのAI支援機能の開発に関わると報じている。
終了スケジュールと移行措置
Relay.appの公式告知から確認できるスケジュールは以下の通り。日時はいずれも太平洋時間(PT)。
- 新規登録・無料→有料アップグレードは7月16日から停止済み。既存のワークフローは移行期間の終了まで実行を継続する
- 無料プランは8月15日23時59分まで利用でき、以降はアカウントとすべての関連データが完全に削除される
- 有料プランはサブスクリプションが7月16日付で解約済み(決済はPaddle経由)。以降の課金はなく、9月14日23時59分までは無料で利用を継続できる
- 年払いユーザーには未使用期間分の日割り返金が5営業日以内に自動で行われる
- 移行期間中、既存プランに上乗せして月2万5,000ステップと1万AIクレジットが追加付与される
- データはワークフロー・シーケンス・MCPサーバーをJSON(AIプロンプト付き)、実行履歴やテーブルをCSVとしてエクスポートできる。移行期間終了後にエクスポートしなかった顧客データは永久削除される
創業者CEOはGoogle Chromeへ
- バンク氏は2015年にGoogleが買収したTimefulの創業者で、その後GoogleでDirector of Product ManagementとしてGmailやGoogle CalendarなどWorkspace系製品のプロダクトチームを統率した経歴を持つ。その後Relayを創業し、創業者兼CEOを務めた(同社公式プロフィールより)
- 本人のLinkedInプロフィールは現在「VP of Product, Google Chrome」と表示されており、Relayのスタッフの一部もGoogleのChromeチームに加わったとされる
- 米TechCrunchの報道では、バンク氏は「ChromeでAIと一緒に仕事を進めるための非常に野心的な計画がある」と述べ、詳細は追って共有すると語ったという
- Google側の正式な発表内容や、Chromeに搭載される具体的なAI機能の仕様は現時点では未公表。Google移籍の詳細は本人のプロフィールおよび複数の米メディア報道による情報であり、個別の機能ロードマップについては確認が取れていない
AIエージェントがブラウザ内で業務を代行する流れが強まるなか、ワークフロー自動化の主要プレーヤーの一社がサービスを終え、その知見がChrome側に取り込まれる構図となった。APIベースの自動化ツール市場では、CursorのOriginや各社のエージェント向け開発ツールなど代替手段が拡充しており、ユーザーは9月14日のデータ削除までに移行を完了する必要がある。