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Google、「Gemini 3.7 Flash」を一般提供開始 — 3週間ぶりのFlash刷新、コードとエージェント向けに強化
Gemini 3.6 Flashの約3週間後に後継を投入。FrontierCode 1.1で43.6%、DeepSWE v1.1で65.3%を記録(Google公称値)。トークン単価は当初価格の半額で年内提供、Gemini SparkとGitHub Copilotにも順次展開。
Googleは2026年8月13日、フラッグシップの「Flash」系モデル「Gemini 3.7 Flash」の一般提供(GA)を開始した。前世代のGemini 3.6 Flashのリリースから約3週間という短期間での刷新で、コーディングとエージェント用途を主目的に開発者からのフィードバックを反映したとしている。APIでの提供に加え、同日からGemini Spark(Google AI Pro/Ultra契約者向け)とGitHub Copilotへの展開も始まった。
コーディングとエージェントの性能向上(Google公称値)
Google公式ブログによると、Gemini 3.7 Flashはデバッグや課題解決などのコーディングタスクでGemini 3.6 Flashを上回り、初回パスでのコード精度や本番向けコードの生成能力が向上したとされる。公表された主なベンチマーク値は以下の通り。いずれもGoogleが提示する公称値であり、独立した再現評価は今後を待つ必要がある。
- FrontierCode 1.1(Main): 43.6%(Gemini 3.6 Flashは34.4%)
- DeepSWE v1.1: 65.3%(同49.0%)
- Arena.aiのWebDev Arena(Elo): 1588(同1538)
- GDP.pdf(複雑な文書処理): 34.0%(同22.0%)
- AutomationBench(実業務ワークフロー): 30.4%(同17.0%)
導入価格と開発者体験
Gemini 3.7 Flashは2026年末まで、当初価格の半額となる導入価格で提供される。これは前世代のローンチ時単価と比較して100万トークンあたりのコストを半分にした水準だ。
- 導入価格(2026年12月31日まで): 入力$0.75/出力$3.75(100万トークンあたり)
- マルチステップのプランニングやツール呼び出しへの注力、指示への忠実度向上をアピール
- エンジニアリングワークフローでの手動監視の軽減とリトライ削減を狙う
提供範囲: Gemini SparkとGitHub Copilot
モデルは同日から複数のフロントエンドへ展開されている。Gemini Sparkは、Google AI Pro/Ultra契約者向けに160カ国以上で利用可能なパーソナルAIエージェントで、本日からGemini 3.7 Flashを採用する。Google Workspace向けのツール利用精度が向上し、複雑なマルチスキルワークフローでの出力品質改善が見込まれる。
- Gemini Spark: Google AI Pro/Ultra契約者向けに同日適用
- GitHub Copilot: Copilot Pro/Pro+/Max/Business/Enterpriseの各プランで順次利用可能に
- 対応エディタ: Visual Studio Code、Visual Studio、Copilot CLI、Copilot cloud agent、Copilot app、JetBrains、Xcode、Eclipse
- Copilot Business/Enterpriseは管理者が「Gemini 3.7 Flash Preview」ポリシーを有効化する必要がある
- GitHub Copilotではプロバイダー公定価格での従量課金となる
安全性の面では、化学・生物・放射線・核(CBRN)とサイバー攻撃の悪用領域に関するFrontier Safetyのガードを更新し、有益なユースケースは維持する方針を明示している。
出典: Google公式ブログ「Introducing Gemini 3.7 Flash」、GitHub Changelog「Gemini 3.7 Flash is now available in GitHub Copilot」(いずれも2026-08-14確認)。